2005-01-01から1年間の記事一覧

最近のフリー麻雀事情

去年結婚してから、極端にフリー雀荘に行く時間が減った。 最盛期には週に7回行っていたものが、今では月に1回といった所。 麻雀とは最終的には必ず強い者が勝つゲーム。この「最終的」というのが曲者で、当然試行回数を多くしなければ実力通りの結果は出…

NMF杯 Cリーグ突破

影井氏が主催しているネット麻雀友好杯、通称NMF杯。 今回が第二回大会となり、私もCリーグ選手として参加させて頂いた。 参加選手と見れば一目瞭然だが、やはり著名・強豪ネット雀士が集う大会だけあり、ハイレベルな闘牌が続いた。 その中でのCリーグ…

2005年 かにマジンの麻雀出来事 其の2

ロン2認定の三段位になる

ロン2を始めたのが2004年12月。二段になるのは早かったが、三段でかなり足踏みをしてしまった。その分、三段に昇格した喜びは大きいものであった。 レーティングは一年を通してかなり上下した。 三段昇格後から一時R2150を記録し、その後R1900ま…

麻雀ブログ開設

本ブログ「かにマジンの麻雀やおよろず」の開設。これも今年の大きな目玉である。 昔から物を書くのが好きであり、ハマったものに関しては、そのコツ・攻略法などを文章にしてまとめるのが常であった。 当然麻雀に関しても色々書き留めていたメモがあり、そ…

第17回麻雀最強決定戦 7位

やはり最大の出来事はこれであろう。 今までフリー麻雀一辺倒であった私だが、ふと自分の腕はどの程度のものなのであろうか、という疑問が湧き上がった。 そんな折、アマチュア雀士最大の祭典、麻雀最強決定戦の予選開催を知った。 東京は池袋。予選開催日の…

2005年 かにマジンの麻雀出来事

そろそろ2005年も年の瀬である。 例年ならば特に振り返ることもない、平々凡々とした麻雀人生であったが、今年は目新しい出来事が多い、実りある一年であった。 本日はそんな一年をゆっくり振り返ってみたいと思う。

『先の後』実戦編 其の1

ここから、幾つかの手牌例を元に『先の先』と『先の後』の判断基準を提示する。 なお、特に説明が無ければ場は無風状態、かつフリー麻雀ルールとする。 ここでの判断よりも開局前の方針が優先されるし、競技ルールではダマが良い場合もある。 それをご承知お…

『先の後』の判断

『先の後』の目的が『形』と『打点』である以上、ある程度それが保障されているならば、当然『先の後』は取るべきではない。 この場合は『先の先』で攻めるべきである。 この『先の先』と『先の後』の判断は、平均打点や和了率、或いは放銃率に直結する重要…

『先の後』の目的

[意訳] 不完全に焦った戦が成功した例は聞くが、 完全を期す余り長期化した戦が成功した例は見たことが無い 手牌の三大要素を踏まえた上で、『先の後』の目的である。 『先の後』は、以下2つを目的とした行為である。 和了し易く、他家との競り合いに打ち勝…

手牌の三大要素

『先の後』を論ずる前に、手牌を構成するための三大要素を以下に提示する。 麻雀とは、最初に和了した手牌だけが得点となる。そのため「他家に先んじて和了する」という『速さ』は常に不可欠である。 さらに、一回の和了でより多くの得点を稼ぎ出すための『…

『先の後』とは

聴牌、もしくはそれに近い状態で、塔子・対子を崩して手牌を構成し直す。 または、現状維持しつつ、立直をかけずに手変わりを待つ。 本戦略では、これらを総じて『先の後』と定義している。 一般的には「聴牌崩し」「シャンテン戻し」「手変わり待ち」と呼ば…

雑文

本コーナーは筆者の若かりし頃を書いているようで、正直どうにも恥ずかしい気分である(それ程歳でも無いが)。 諸兄等においても、筆者が自戒の意味も込めて記していることをご理解頂きたい。 筆者の麻雀観の1つは「物静かに打つ人ほど強者」である。 少なく…

メンタルコントロール 実戦編 其の1

前回にてメンタルの重要性を説いた。 しかし、メンタルとは読んで字の如く精神的なもの。 修行僧や修験者ならば兎も角、筆者を含め、一般人が一朝一夕で修められる類のものでは無い。 しかし、ある程度の心構えを持って打てば、『メンタルの弱さ』は克服可能…

ネット麻雀友好杯を観戦しよう!

ネット麻雀友好杯、NMFC(Net Maj-jongg Friendship Cup)と称される大会が現在行われていることを、諸兄等はご存知であろうか? ロン2ユーザー影井氏主催のこの大会は、今回で第二回を迎えている。 その内容たるや、ロン2 / 東風荘 / 雀賢荘 / ハンゲ荘…

雑文

ちなみに、書くのも恥ずかしいが、上記『メンタルの弱さ』は数年前までの筆者自身の姿でもある。 あの頃は結果が出る毎に一喜一憂し、それを次局まで引きずって熱くなったり、ドラを見逃したり、無理押しに走ったりしたものである。 今思うと、「そんなこと…

メンタルの強弱

例えば、早い巡目で3メンチャンの親ハネ立直をしていたとしよう。 自信満々でいた所、他家がバシバシ突っ張って追っかけ立直。 結果、のみ手ペンチャン待ちに一発放銃。裏ドラものってマンガン支払いの憂いき目にあったとしよう。 ここで「なんでこの待ちが…

本項を読むにあたっての諸注意

本項は上記の通り『メンタルコントロール』について論じるものである。 これは極論すれば、感情の起伏を抑え、常に平静な打牌を行う事を目的としている。 従って、純粋に麻雀をゲームとして、勝ち負けに関係無く楽んだり、技術向上を目指す方々には無縁の内…

メンタルコントロール

麻雀に勝つためには、確固たる『技術』が不可欠である。 この『技術』とは、牌効率・山読み・大局観・観察眼など多岐に渡り、本戦略ではこれらを中心に論じている。 では、これら全ての『技術』を修得すれば麻雀に勝てるようになるのか? その答えは否である…

タンヤオ/クイタン

面前では『タンヤオ』、鳴き仕掛けでは『クイタン』と称される。 面前のお供として、また鳴き仕掛けの主役として、非常に使い勝手の良い役である。 しかし、『タンヤオ』と『クイタン』、同じ役ではあるがその特徴は天と地ほども異なる。 その特徴を押さえて…

ロン2リーグを救え!

まず最初の議題としては、『ロン2リーグ』に関してである。 現在ロン2には3つのモードがあるのは諸兄等もご存知かと思うが、一応まとめさせて頂く。 ロン2道場 リーチバトル ロン2リーグ 『ロン2道場』では最高段位である三段を目指し、ロン2ユーザー…

ロン2向上委員会 発足にあたり

現在、筆者のネット麻雀主戦場は「日本麻雀プロ連盟オフィシャルネット対戦サイト ロン2」である。 精微な画像、連盟プロの参戦、定期的な大会、等々。 システム的にも完成された、非常に素晴らしいネット麻雀サイトである。 しかし、幾つかの不満があるの…

フリー麻雀ルールの相対的打法 其の2

『フリー麻雀ルール』において最も重要な要素は「ご祝儀」であることは前述した。 これは当然、他の人間もそう思っていることであり、それ故に他ルールとは少々異なる打ち筋が見られる。 本項ではこれを検証する。 二枚目の役牌シャンポン待ちに注意 ご祝儀…

フリー麻雀ルールの相対的打法 其の1

『フリー麻雀ルール』において最も重要な要素は、なんと言っても「ご祝儀」である。 ご祝儀の比率がレートに比べて高い程、その重要度は嫌が応にも増していく。 また「偶発的要素=ご祝儀」であるため、ご祝儀を狙えば自然と打点も高くなる。 フリー麻雀が主…

供託金・ノーテン罰符について

ルールによって平均和了点が変動する中で、全ルール共通の点数がやり取りされる局面が存在することを、諸兄等は意識しているだろうか。 それが『供託金』と『ノーテン罰符』である。 平均和了点が低い程、これら固定点の取り扱いが重要になってくる。 供託金…

ルールによる相対的打法

麻雀のルールは、下記3つが一般的と思われる。 フリー麻雀ルール:一発・裏ドラ・赤牌・ご祝儀有り ネット麻雀ルール:一発・裏ドラ有り、赤牌・ご祝儀無し 競技麻雀ルール:一発・裏ドラ・赤牌・ご祝儀無し 各ルールによる差とは、即ち『偶発的要素』の差…

対応型が多数派の時

例えば自分以外の3人の打ち筋が『対応型』だとしよう。 そうなると、概ね立直は好形、仕掛けも充分形、それに対しては回し、オリの小場模様になる。 それを意識すると、以下のような『相対的打法』が考えられる。 流局・足止め期待の親立直 『対応型』の多…

ベタ押し型が多数派の時

例えば自分以外の3人の打ち筋が『ベタ押し型』だとしよう。 そうなると、概ね愚形立直、無理仕掛け、それに対する無理押しの荒れ場模様になる。 それを意識すると、以下のような『相対的打法』が考えられる。 足止め目的の愚形立直はしない 理由は明確。例…

相手の打ち筋を知る

『相対的打法』において最も重要なのが、他3人の打ち筋である。 打ち筋には大きく分けて下記の2つが存在する。 ベタ押し型 対応型 『ベタ押し型』とは自身の手牌が中心であり、相手の立直や仕掛けに対して守りの姿勢を取らない、攻め一辺倒の打ち筋。 ネッ…

相対的打法とは

麻雀には、3人の相手がおり、その場によるルールがある。 よって、それに適応した戦略というものが重要になるのは至極当然といえよう。 つまりはそれこそが『相対的打法』である。