2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

役牌を必要とする手牌

真っ先に思い浮かぶのはホンイツや対々といった手役絡み。 配牌からこれら手役が見えれば、当然役牌を残すだろう。 これは手役に対して自然な流れで、多くの人がそのように打っていると思う。 その他の例としては、下記のような手牌が挙げられる。 ドラ 打つ…

役牌 其の4

本項では、役牌が1枚しかない場合についてを述べる。 麻雀は字牌があるからこそ面白い どこかの書にそんなことが書いてあったが、私もまったく同意見である。 字牌があればこそ、打牌選択、手牌構成・手役に深みが出るというものだ。 そして、字牌は3枚よ…

役牌 其の3

前回に引き続き、役牌2枚持ちに関して解説していく。 鳴くべき例 ① ドラ 上記のように、役牌+ホンイツが見える場合。 これは積極的にホンイツを目指し、役牌を仕掛けていくのが良い。 面前手を目指してもリーチ一盃口の2600程度。高くても5200止まりだろう…

手牌に2枚ある場合 其の1

役牌は、手牌にあるのが2枚か3枚かでは、その方針は大きく異なる。 まずはそれを肝に銘じて頂きたい。 2枚しかない場合、基本的に鳴くことが前提となる。 手牌に3枚あれば現物として使えるが、晒した3枚は現物としては使えない。 同じ役1でも、防御力…

役牌 其の2

前回に引き続き、役牌に関して解説していく。

次項

手牌に2枚ある場合の仕掛けるタイミング 1枚しかない場合の字牌の扱い に関してを述べる。

手牌に3枚ある場合

手牌の中で既に役として確定している状態。 鳴いても良し、面前立直を狙っても良し 持ち点と場局によって『速攻』か『打点』を選択できる、最大限の自由度がある。 特筆すべき点は、いざとなれば手牌3枚の字牌が安全牌として使えることだ。 例えば上記手牌…

役牌 其の1

場風牌と自風牌、そして三元牌を同種3枚揃えればいいだけのお手軽役。 しかし、手軽と侮る無かれ。 速攻は勿論のこと、複合する役次第では大物手に化ける可能性を秘めた役なのである。 本項ではこれらに併せて、字牌の扱い方に関しても解説していく。

お言葉

ここ最近、とある色紙を前に麻雀をしています。 「一回勝負 一回無欲」 尊敬する荒正義プロのお言葉です。 貰った当初はその意味を考えることはなかったのですが、少し前の自分の状況から、それが少しずつ分かってきました。 「一回無欲」。 和了する欲、金…

近況報告

ちょっとロン2から離れて、戦略面&精神面の見直しを図っております。 戦略面としては、当然書き溜めた当ブログを繰り返し読む。 こういう時のために、私はこのブログを立ち上げたといっても過言ではありません。 そして精神面。 勝負に対する真剣味が足ら…

御礼

前回の御礼からまたまた1月ちょっと。 当ブログは、 50000アクセス を突破しました。 最近はロン2に行ってないせいか、戦略面での更新がめっきり減ってしまいました…。 それでも来てくださる皆様に、 大々感謝申し上げますm(_ _)m

痛みを知ってなお押せれば本物

結局の所、痛みを知らずにただ押す事と、痛みを知りつつ勇気を持って押す事は、傍から見れば同じである。 しかし、その実体は天と地ほども違う。 後者こそが強者たる条件の1つだと思うがどうであろうか?

もっとも痛みを知るネット雀士達

ネット麻雀の中には、本物の痛みを体感できるものもある。 そう。言わずと知れた「雀荘NET」である。 実際に金が動くのだから、ここでは皆真剣である。 ここには巷のネット雀士の常識は当てはまらない。 ここで押すのは勇気がいる。点1.0ならば尚のこ…

実戦を想定

私の場合、ネット麻雀(ロン2)は修練の場である。 しかし、だからこそ1つの放銃、負けに対する痛みには敏感である。 それも当然。常に実戦(リアル麻雀)を想定しているのだから。 これがテンピンならば如何ほどの痛手か。 身を持って知っていればこそ、…

痛みとは

ここで言う「痛み」とはなんだろう? それは一番分かりやすい所では「金銭」であり、人によってはR(レーティング)であったりプライドであったりする。 そして、ネット雀士の中には、放銃や負けることによるこの「痛み」を知っている人達もいる。 これは推…

『打姫オバカミーコ』からの一言

large;">「彼らには痛みがない」:by 波溜師匠 ネット雀士の雀風を評した一言。 否定はしない。否、できない。 この一言は、多くのネット雀士を正確に表していると思う。 和了することのみに邁進し、守りを疎かに、またはまったく考えない。 多くのネット雀士…

休息

初心を思い返して打ち直そうとしているが、未だ心に残る雑念がある。 負け分、落ち込んだレートを取り替えそうという心だ。 経験上、この考えが頭にある限り負ける。 普段の打ち方はできない。 昔フリー麻雀で1週間負け続けた事がある。 昨日の負け分を取り…

初心

ここで一先ず初心に帰る。 ネット麻雀を始めた理由。それは 麻雀の技術を磨くため フリー麻雀は結果が全て。 技術向上に努めるにはリスクが大きすぎるのだ。 ネット麻雀は様々な打ちスジを探し、試みる場であった。

原因

原因は明らかである。 最近仕事が遅く、疲れているため。 しかしこれは主原因ではない。 本当の原因は「焦り」である。 そう、四段にならんがための。 四段認定が始まり、私は燃えていた。 無論四段になるためだ。 しかし四段になるためには、50以上の試合…

調子

最近とみに調子が悪い。 始めは運不運かと思ったが、打牌を見直すとひどいものである。 打ち方に迷いがあるのだ。 リーチにいくべきときにいけず、鳴いた後に打牌を迷う。 明らかに集中力が足りていない。 観戦に来て頂いた人たちに申し訳ない。 そんな麻雀…

理想雀士氏のメルマガ紹介です

当ブログと相互リンクして頂いている理想雀士氏の「勝ち組の麻雀 麻雀日記」にて、この程メルマガが発行されることになりました。 メルマガの登録は下記ページから行うことができます。 理想雀士氏メルマガ登録ページ 理想雀士氏による麻雀戦略・麻雀本紹介…

総括

最近「ブログ見ましたよ」という声を少なからず頂いている。 中には「お陰様でレート上がりました」と言ってくれる方もいる。 瑣末ながらも戦略を掲げる者にとって、これ程嬉しい言葉は無い。 身に余る光栄である。 しかし、当然ながら私の戦略も完璧足りえ…

注意すべき点

但し、これらの『戦略書』を読む上で、以下2つの注意点がある。 頭から否定するべからず 鵜呑みにするべからず 頭から否定しない事 戦略書とは、言うなれば先人が私達に残してくれた遺産である。 それを頭から否定するのは非礼であるし、危険なことだ。 例…

初めに

本項は、戦略からは少し離れ、『戦略書』の正しい読み方、姿勢に関してを述べたいと思う。 現在、麻雀に関する『戦略書』はかなりの数に上る。 文字通り一冊の書になっているものから、ネット上で公開されているもの、または雑誌、漫画など、媒体も様々だ。 …

引き時

ここまでやって、それでもなお麻雀に集中出来ない時もある。 悩み事が頭から離れない。 つい仕事のことを考えてしまう 馴れないレートで緊張している 仕事終わりや長時間の闘牌で脳が疲れている 負けが込んで熱くなっている 等などだ。 こういう時は、所詮麻…

卓を広く見る

『環境作り』により、意識の全てを麻雀に引き絞る。 次に必要なのは、その意識を闘牌全体に広げることだ。 「麻雀に集中する」とは、自分の手牌だけに、他家の動向だけに集中することでは無い。 それは、その全てに等しく気を配るという事だ。 卓上に全ての…

環境作り

人間の五感の内、麻雀に使うのは視覚・聴覚である。 脳をこの2つの機能に集中させ、かつこの機能を麻雀のみに絞る事。 これこそが真の『集中力』ではないだろうか? 視覚 リアル麻雀ならば卓と相手、ネット麻雀ならばPC画面。 闘牌中に見えるもの、見なけ…

集中力

さて『集中力』を高める方法だが、実際問題として、そう都合よく高められるものでは無い。 闘牌に入る前、頬を叩き、 「さあ、麻雀に集中するぞ!」 これで集中できるならば、それに越したことは無い。 しかし経験上、これは単純に 「集中する」事に集中して…

技術を活かすもの

持てる技術を、常日頃から100%発揮できることが理想である。 そのため必要不可欠なもの。 それは闘牌に対する『集中力』だと私は考えている。 『集中力』が欠ければ、持てる技術の半分も発揮できない。 これでは、せっかく積み上げた技術が泣くというも…

技術戦

麻雀とは『技術』の戦いである。 ここで言う『技術』とは、牌効率やベタオリといった『知識』だけを指すものではない。 状況に応じてそれらを選択をするための『判断力』も含んでいる。 100の技術を駆使する人。80の技術を駆使する人。 戦えば、トータ…