手牌に3枚ある場合
手牌の中で既に役として確定している状態。
鳴いても良し、面前立直を狙っても良し
持ち点と場局によって『速攻』か『打点』を選択できる、最大限の自由度がある。
特筆すべき点は、いざとなれば手牌3枚の字牌が安全牌として使えることだ。
例えば上記手牌。3フーロした後でも 3枚落としで当座を凌ぐことができる。
つまり、手中に3枚あれば自由自在の攻守が可能となる訳だ。
南場トップ目の速攻が必要であれば、積極的に仕掛けていくべきだろう。
配牌・序盤で3枚ある場合
役牌の欠点は、平和・タンヤオと複合しないことだ。面子を1つ使うため、三色・一通も絡めることが難しい。
ドラが無ければ、面前で仕上げても立直役牌の2600点止まりだ。
従って、配牌・序盤で3枚揃った場合は、鳴きを絡めた速攻を主眼に置いて進めるのが良い。
速攻ではなく打点に重きを置きたい場合、絡めるならばホンイツだ。
面子1つは完成しているのだから、予想以上にホンイツは出来やすいもの。
無理に狙っても、最低役1の保障はあるし、いざという時の3枚落としもできる。
積極的に狙うと良いだろう。
狙い方としては、一番ホンイツに近そうな色を残す事。後は他の字牌を大切にすることだ。
役牌がさらにもう1つできれば、ホンイツ役2でマンガンとなる。
2枚目が切られるまでは手牌に留める。これが鉄則だ。
詳しくは「手役解説-ホンイツ-」の項を参照頂きたい。