2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
[意訳] 少数での無理な戦闘は大軍の絶好の的である では、他家の攻撃全てに対して『守り』を固めるべきか? 答えは"否"である。 大切なのは下記心得である。 『攻守の見切り』において、これこそが最も基本的、かつ重要な判断基準である。 愚形・安手は守る…
「負けぬための『守り』 勝つための『攻め』」で述べた通り、麻雀における『守り』の重要性は極めて高い。 では何故『守り』が重要なのか? それは『守り』により余計な失点を防ぐことで、『攻め』の効果が最大限発揮されるからである。 例えば、『守り』を…
立直をかける判断基準 立直をかけるか否かの判断は、結局の所下記に集約される。 立直のデメリットをメリットが上回った場合は立直 立直のメリットはルールによって変動するが、基本的には『打点力アップ』と『聴牌宣言による圧力』である。 これが最大のデ…
現代の麻雀で最も基本、かつ重要な役がこの立直。 しかし基本がもっとも難しいのが世の常。立直もその例外ではない。 長所と短所を熟知し、この役の可能性を最大限に引き出すことが勝ち組になる条件となる。 特徴 この立直という役、下記2点において他の役…
最近、極度のスランプに陥っているかにマジンであった。。 予兆はあった。最強位戦準決勝のマンガン打ち込みからであろうか。 とにかくトップがとれない。フリー雀荘などは怖くて足が遠のいている。 ロン2でも16半荘トップなし。一時2000後半あったレート…
麻雀における『守り』には、基本的に1種類のみ存在する。 後の後 後の後 他家に先手を取れれた状況で、これに逆らわず専守防衛とするのが『後の後』である。基本的にはベタオリすることを指すが、局の途中であがり目が無いと判断し、先手を取られる前に守り…
麻雀における『攻め』には、大きく分けて下記3種類が存在する。 先の先 後の先 先の後 先の先 麻雀において最も良い『攻め』の形が『先の先』である。 『先の先』とは、他家に先んじて聴牌し、立直・ダマで攻めることである。 誰よりも早く聴牌することは、…
[意訳] 戦巧者の勝利とは、絶体絶命を逆転するような 鮮やかな勝利ではない 『攻め』と『守り』。この判断を完璧に行うことは非常に困難である。ここに麻雀の技量の差、というものの大半があると俺は思っている。 しかしどんな達人、玄人でも、あがれない手…
[意訳] 不敗の態勢は守りから生まれ、勝利は攻めから生じる では麻雀における勝ち負けは、完全に運だけのものか? 答えは「否」である。 『攻め』は確かに運が介在する要素は大きい。 しかし『守り』に運が介在する要素は少ない。 『守り』は技術と経験が全…
唐突だが、俺のロン2での1500半荘における和了率は、概ね25%前後といったところである。 100半荘や200半荘ならば兎も角、1000半荘以上の場合、和了率は高くて30%、低くて20%。これを超えることはまず無い。 麻雀は4人で行うもの。その日の運・不運で多少の…
麻雀における『攻め』とは、立直・鳴き仕掛けなど、自らがあがるための行為である。 麻雀における『守り』とは、ベタオリ・回し打ちなど、自らが失点しないための行為である。
かにマジン式解答は『立直しない』です。 で変則三メンチャン、 で三暗刻になるのがその理由。 しかし、立直するのも一理あり。 手牌は50符2翻。立直による打点アップはほぼ最大の+3200。 しかも3巡目と早いため、他家に役牌が整理しきれずに残っている…
久々の何切る?です。 画像はこちら 場面は東一局原点。 切る牌は当然 。問題は立直をするか否か。 3巡という早い巡目。手変わりは沢山あるが? [解答はこちら↓]
『支配色』は他家の河に多く捨てられているので、他家はその色が使いにくい とは前述した通り。 従って、他家がその色で待っている可能性は薄いということだ。 他家から攻めの火の手があがり、撤退を余儀なくされる時もあるだろう。 その際現物がまるでなけ…
これは面子選択の延長上にあたるが、聴牌時の最終形も『支配色』が望ましい。 『支配色』はツモ山に数多く眠っているため、ツモの期待が持てるのがその理由。 そしてもう1つの理由がある。それは他家が『支配色』を掴んだ場合、それが捨てられやすいからで…
先の例では、リャンメン同士の比較なので分かりやすいと思われる。 しかし極端な話、 でも を落とす場合がある。 「せっかくのリャンメン、しかも平和を消してまで何故にカンチャン?」と思われるかもしれない。 無論、ピンズが『支配色』だから、という理由…
その局の『支配色』が判明したならば、それを活用しない手はない。 その活用法の最たるものが『面子の選択』である。 例えば、下記のような手牌がある。 通常ならば、 の受け入れが重なっている or を落とすのが定石である。 しかし、支配色がピンズであるな…
長村大の麻雀 真・デジタル (麻雀覇王ブックス)作者: 長村大出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2003/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (2件) を見る アナログ度:☆☆☆☆☆ デジタル度:★★★★★ デジタル雀士のパ…
梶本琢程の麻雀上級者養成講座 (新・麻雀覇王ブックス)作者: 梶本琢程出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2005/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (1件) を見る アナログ度:★★☆☆☆ デジタル度:★★★★☆ 「梶やん…
マンズ・ピンズ・ソーズの牌種は、一般的に『色』とも呼ばれ、多く捨てられている色を『安い色』、捨てられていなければ『高い色』と呼ぶ。 そして、『安い色』の中でも特に安い色のことを、本ブログでは『支配色』と呼称する。 これは、日本プロ麻雀協会所…
では、何故 一番多く捨てられている牌種 = ツモ山にある牌種 なのか。 それは、数多く捨てられているということは、他家の手牌にその牌種が少ないということ。 即ち、それがツモ山に残っているということだ。 これは序盤に捨てられていればいるほど信頼性が…
捨て牌から他家の狙いを絞った後、さらに捨て牌を見る必要はあるか? 答えは"YES"だ。 では他に何を調べるか? それは、捨て牌全体で一番多く捨てられている牌種は何かを調べるのだ。 その牌種が何だというのか? それは「その牌種がツモ山に数多く残ってい…
『捨て牌は情報の宝庫である』とは誰の言葉だったであろうか。まさに至言である。 配牌から自身の方針を決定したならば、次は他家の捨て牌に注目、である。 他家の捨て牌から調べることは、その局における他家の狙いにある。 とは言っても、仕入れる情報は至…
本日10/10(月)、第一回ロン2リアル麻雀大会に行く。 天性の方向音痴ぶりを発揮して少々迷ったものの、無事新宿『葵』に到着。 入ってみたらいるわいるわ。プロが40人、アマが120人といったところか。 こんなに入る雀荘が都内にあったとは。。少々驚き…
配牌時、まずは『面前』か『仕掛け』のどちらが適しているかを判断する。 その後、『立直』『タンヤオ(クイタン)』『混一色』『七対子』のいずれが構成可能かを判断する。 面前で聴牌可能か? 高打点の鳴き仕掛けが可能か? 速攻の鳴き仕掛けが可能か? 上記…
かにマジン式解答は です。 よーいどんの東一局の方針は、概ね下記になります。 できる限り高打点 高打点が狙えない場合は速攻で流す それすら叶わない場合はせめて放銃を避ける この配牌ははっきりいって酷いものです。しかしここで役牌から捨てることは『1…
では早速記念すべき第一問。 画像はこちら 場面は東一局原点。この場面の方針を良くお考えあれ。 [解答はこちら↓]
日頃からお世話になっている『日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト ロン2』の牌譜を元に、独自の『何切る?』を紹介する本コーナー。 普通の『何切る?』は、通常下記のような場面を対象にしています。 リャンシャンテン・イーシャンテン時の打牌…
親番が有利ということは、すなわち子番が不利ということである。 ならば子番の狙いは唯一つ。それは他家の親番を流すことである。 勝負手ならば打点重視の『雷火の陣』で良い。しかし捌き手と見切った時は迷わず『風の陣』。 速攻で親番を蹴ることが重要だ。
これは麻雀に限った話ではないが、勝負事において『親番』という立場は『子番』に比べて圧倒的に有利である。 そして麻雀における親番のアドバンテージは、下記のようにあがった時に集約されている。 打点1.5倍 連荘 このアドバンテージを活かしきるには『風…