配牌時の判断と選択
配牌時、まずは『面前』か『仕掛け』のどちらが適しているかを判断する。
その後、『立直』『タンヤオ(クイタン)』『混一色』『七対子』のいずれが構成可能かを判断する。
- 面前で聴牌可能か?
- 高打点の鳴き仕掛けが可能か?
- 速攻の鳴き仕掛けが可能か?
- 上記のいずれも不可能
1. 面前 『雷林の陣』
配牌時、面前で聴牌可能と判断した場合。
狙いはまず『立直』。可能ならば『平和・タンヤオ・三色』などを組み合わせる。但し、開局時の方針によってはダマにすることも必要。親やトップ目の場合は特にその判断が重要である。
2. 高打点の鳴き 『風火の陣』
狙いは『役牌+混一色』、『ドラ+クイタン』など。
鳴きによる速攻と、役・ドラによる高打点を兼ね備えているが、手牌を晒すだけに手の内を読まれてしまうのが欠点。
読まれても問題無い位に手牌が整ってから仕掛けるのが吉。
3. 速攻の鳴き 『風の陣』
狙いは『役牌のみ』、『クイタンのみ』のみなど。
鳴きによる速攻を活かして、他家のチャンス手を潰すのが狙い。
あがりの見返りが小さいだけに、手牌を膨らませて攻めきるか、それとも絞って守りも考えるか、その判断が鍵となる。