自身の手牌より他家の捨て牌を見るべし
『捨て牌は情報の宝庫である』とは誰の言葉だったであろうか。まさに至言である。
配牌から自身の方針を決定したならば、次は他家の捨て牌に注目、である。
他家の捨て牌から調べることは、その局における他家の狙いにある。
とは言っても、仕入れる情報は至ってシンプル。それは捨て牌の1〜6枚である。それだけで、他家の手牌と狙いは下記3つに判別可能だ。
- 順子(シュンツ)系
- 染め手系
- 対子系
狙いが分かれば対処法も自ずと知れる、という訳である。
順子(シュンツ)系の見破り方&対処法
『順子(シュンツ)系』とは、平和に代表される横並び(等)の面子で構成される手牌のこと。
捨て牌の1〜3枚までが字牌・端牌ならば、十中八九『順子(シュンツ)系』狙いと見てよい。
対処法は特に無い。『順子(シュンツ)系』は概ね立直が主体だからである。逆に言えば、立直がかかるまでは放っておいて良い。気にするだけ労力の無駄である。