親番

これは麻雀に限った話ではないが、勝負事において『親番』という立場は『子番』に比べて圧倒的に有利である。
そして麻雀における親番のアドバンテージは、下記のようにあがった時に集約されている。

  • 打点1.5倍
  • 連荘

このアドバンテージを活かしきるには『風影の陣』が最良。とにかく速攻重視で、打点の安さを『打点1.5倍』でカバーする戦略だ。
連荘』を重ねて勝負手が入るのを待つ狙いもある。
先制立直できる場面でも手牌と相談。親番なら30符3翻で5,800点、40符3翻ならば7,700点。打点としては充分である。
ダマのデメリットである打点力の低さを『打点1.5倍』で補うのだ。


そして、親番の勝負手はオリ無し妥協無しの『火の陣』が最良。『打点1.5倍』というプレッシャーと得点力で攻めきるのである。
他家にツモられた場合、親番の支払い額は子番の1.5倍。これは直撃と大差無いことを示す。ならば攻めの一手は当然と言えるだろう。