スランプとその脱出について

最近、極度のスランプに陥っているかにマジンであった。。


予兆はあった。最強位戦準決勝のマンガン打ち込みからであろうか。
とにかくトップがとれない。フリー雀荘などは怖くて足が遠のいている。
ロン2でも16半荘トップなし。一時2000後半あったレートは1900ぎりぎりまで
落ち込む始末。


「俺はもう 本格的に終わっちまったのかもしれねえな」


などと、天牌の黒沢さんみたいにぼやいてみたりする。
とは言ったものの、どうにかせねば始まらない。このようなスランプは過去に何度もあった。


スランプからの脱出について、俺の持論は

  • 自分の打ち方を曲げない

である。


荒プロ原作のマンガで主人公がスランプに陥ったときに言っていたのも、これと同義であったと思う。
俺は今の打ち方で三段になったし、フリー雀荘でも勝ち組になった。一時のスランプ程度で打ち方を曲げるわけにはいかない。


とはいっても負けていることは事実。
調べることは、以前の自分と今の自分、どこか打ち方に変化はないか、ということである。


こういうとき、自身の戦略を記した書き物があるのは重宝する。ロン2の牌譜を見直し、今まで記した戦略通りに打っているかを丹念に調べていく。
結論としては『ふりこみが多い』であった。明らかに勝負手でも無い手牌からの振込みがある。元々守りは俺の麻雀の生命線である。何故こうなってしまったのか。。


思い当たることは1つ。トップを狙いすぎているあまり、脇が甘くなっているのだ。
最強位戦準決勝。ここはトップを取らねば勝ちあがれない。
ここで2着に甘んじた俺は、無意識にトップを取る麻雀にこだわっていたようだ。


無論麻雀はトップを狙う姿勢が正しい。しかし狙いすぎる余り、ラスになるようでは勝ち組の資格は無い。
俺の麻雀は勝ち組になるための麻雀。それは負けないための麻雀でもあったのだ。