『守り』の重要性

負けぬための『守り』 勝つための『攻め』」で述べた通り、麻雀における『守り』の重要性は極めて高い。
では何故『守り』が重要なのか?
それは『守り』により余計な失点を防ぐことで、『攻め』の効果が最大限発揮されるからである。


例えば、『守り』を疎かにしたため東一局でマンガンを打ち込んだとしよう。
こうなると、次局にトップ目からマンガン直撃の和了をしても同点止まり。他のマンガン和了だと同点2着が精々である。
では『守り』に徹してマンガンツモの2000点で済んだならばどうであろう。
これならば、次局にマンガン和了すれば悪くても単独2着。トップ目から直撃すれば単独トップとなる。


同じマンガン和了でも、その前の失点状況でこれ程の差が生じるのである。
守り』のみで勝つことはできない。しかし勝つための『攻め』は、不敗のための『守り』があればこそなのである。