手牌の三大要素

先の後』を論ずる前に、手牌を構成するための三大要素を以下に提示する。


手牌の三大要素


麻雀とは、最初に和了した手牌だけが得点となる。そのため「他家に先んじて和了する」という『速さ』は常に不可欠である。
さらに、一回の和了でより多くの得点を稼ぎ出すための『打点』がある。
打点』は和了した後に初めてその効果を発揮する。そして、和了するためには『速さ』が必要である。
即ち、まず始めに『速さ』ありき。
それを追求する中で、可能な限り『打点』を高める必要がある、ということだ。


そして最後の要素が好形・愚形などを表す『』である。
手牌に好形が多ければ、それは受け入れ枚数が多いということ。当然聴牌が速くなる。
さらに最終形が好形ならば、他家との競り合いに勝つ可能性も高まる。
これは『』の良さが『速さ』を後押ししている事になる。
さらに、好形にはツモ・立直・平和・タンヤオなどが付随し易く、『打点』を引き上げる効果もある。
即ち、『』は『速さ』『打点』双方に影響を与える要素なのである。