2005-12-27から1日間の記事一覧

『先の後』の判断

『先の後』の目的が『形』と『打点』である以上、ある程度それが保障されているならば、当然『先の後』は取るべきではない。 この場合は『先の先』で攻めるべきである。 この『先の先』と『先の後』の判断は、平均打点や和了率、或いは放銃率に直結する重要…

『先の後』の目的

[意訳] 不完全に焦った戦が成功した例は聞くが、 完全を期す余り長期化した戦が成功した例は見たことが無い 手牌の三大要素を踏まえた上で、『先の後』の目的である。 『先の後』は、以下2つを目的とした行為である。 和了し易く、他家との競り合いに打ち勝…

手牌の三大要素

『先の後』を論ずる前に、手牌を構成するための三大要素を以下に提示する。 麻雀とは、最初に和了した手牌だけが得点となる。そのため「他家に先んじて和了する」という『速さ』は常に不可欠である。 さらに、一回の和了でより多くの得点を稼ぎ出すための『…

『先の後』とは

聴牌、もしくはそれに近い状態で、塔子・対子を崩して手牌を構成し直す。 または、現状維持しつつ、立直をかけずに手変わりを待つ。 本戦略では、これらを総じて『先の後』と定義している。 一般的には「聴牌崩し」「シャンテン戻し」「手変わり待ち」と呼ば…