メンタルの強弱

例えば、早い巡目で3メンチャンの親ハネ立直をしていたとしよう。
自信満々でいた所、他家がバシバシ突っ張って追っかけ立直。
結果、のみ手ペンチャン待ちに一発放銃。裏ドラものってマンガン支払いの憂いき目にあったとしよう。


ここで「なんでこの待ちが和了できない。。」とか「あんな悪形に競り負けた。。」とか、挙句は「この野郎、ペンチャンなんぞで追っかけやがって!」と思うのは『メンタルの弱さ』である。
ここでマンガンという得失点差を踏まえ、即座に今後の方針を修正できるのが『メンタルの強さ』である。


つまり『メンタルの強さ』とは、どんなに理不尽なものでも結果は結果として捉える心の強さ、常に平静でいるということである。
鋼の精神力、自制心と置き換えても良い。
このような精神状態にあればこそ、持っている技術を100%発揮することができる。
俗に「麻雀が強い」と言われる打ち手は、技術と共にこの『メンタルの強さ』を兼ね備えているものだ。


勝負の場としての麻雀で勝利するには、この『メンタルの強さ』が不可欠なのである。