2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

総評 其の1

『棒テン即リー』戦略における欠点の1つは 最終形が愚形になりやすい ということ。 そして、これを打開する2つの心得は 好形になるまで待つ 好形は種から育てる である。 両者に共通しているのは、 立直 or 聴牌を急がず、余裕を持って手作りするべし とい…

欠点 其の1

『棒テン即リー』戦略の欠点の1つは、 最終形が愚形になりやすい という点だ。 よく立直負けする よく流局してしまう と考えている打ち手の、その多くがこの問題を抱えていると思われる。 聴牌が早くとも、最終形が愚形では和了は遠い まずはこれを意識した…

棒テン即リーとは

棒テン即リー 手牌を最短で聴牌まで持っていき、即立直で攻め立てることに特化した戦略。 ロン2を始め、多くのネット雀士の主流となっている打ち筋。 いや、むしろ若手全般の打ち筋、と言った方が正解か。 そして、これは大筋において 正しい戦略 である。 …

今後

今まで訪れた方のコメントを見るに、やはり当ブログは麻雀戦略としての記事を期待されているようである。 まあそれしか書いていないのではあるが。 麻雀の戦略は無限である。 しかし不才である我が身においては有限である。 いつまでこのブログを続けられる…

成り立ち

思い返せば去年の9月末。 麻雀最強戦準決勝での敗退を受け、さらなる精進を誓ったあの日。 それからすぐに『ブログ』という媒体を知り、麻雀戦略をまとめることを思いつく。 知って三日で立ち上げたのだが、まさかその時は一日に200人超の人々が訪れてく…

20000アクセス突破

いつの間にやら 20000アクセス を突破していた当ブログ。 これも一重に御覧になってくださった諸兄等のお陰である。 大感謝申し上げますm(_ _)m とまあ、20000アクセスとは言っても、当ブログの構成上、初めて来たお客さまは初めから通して読む方…

例題1 総評

ここでようやく、当初の形となった。 この後の打牌に関しては「受け入れの広さという罠」をご参照頂きたい。 配牌からイーシャンテン・聴牌に至る道。 その一歩々々、一打々々に対して、明確な理由と信念を持つことを心がけたい。 一摸一打に意味がある 一摸…

例題1

東一局北家 配牌:手牌の方向性 まずは手牌の方向性を見極める。 何故ならば、方向性によっては『牌効率』云々の話ではなくなってくるからだ。 この手牌の方向性は・・・。 色染め系には不向き 対子系も不向き という単純な消去法で『順子系』となる。 『順子系…

牌効率論

『牌効率』とは、下記のようにイーシャンテンや聴牌時の打牌を論ずる際に用いられる事が多い。 しかし、だ。 そもそも、イーシャンテンや聴牌で『牌効率』を論ずるに足る、この様な充実した手牌にすること。 それ自体が困難であり、こういう手牌を作り上げた…

一番重要な事

攻守の見切り 私が麻雀において一番重要だと思う技術がこれである。 そして、本戦略では『守り』を特に重要視している。 何故ならば、麻雀においては『攻め』よりも『守り』にまわる状況の方が圧倒的に多いからだ。 敵が3人もいるのだから、これは当然とい…

東風戦の攻守

結局の所、東風戦だからといって、極端に自身の戦略を変える必要は無いのかもしれない。 しかし、普段はやらないバック仕掛けや見切り発車など、和了に向かう手段は一通り揃えておくべきであろう。 東風戦は短期決戦のスプリントレース。 和了に和了を重ねて…

東風戦における守り

しかし、だからといって攻めるだけで良いか、といえばそうでは無いだろう。 1つの和了がトップに直結するということは、その反面、1つの放銃がそのままラスに直結する、ということだ。 自身の手牌が和了から遠ければ、「鉄壁の守り」を発動させることも重…

南1局 全員配給原点

そう、東風戦とはつまるところ、横一線の南風戦ということだ。 私自身の戦略では、南場の戦い方をこう記してある。 南場は順位重視 順位が横一線な訳だから、最初に和了したものが俄然有利になる。 しかも局数が少ないだけに、1000点2000点のリード…

東風戦について考える その前に

NMF杯Bリーグも終わったので、東風戦について色々と考えてみよう。 そう思っていた所に、とある麻雀戦略ブログが飛び込んできた。 それはブログ間で親交のある「パセリの麻雀メモ」。 作者のパセリ氏は、つい先日ロン2三段入りを果した強豪である。 そ…

総評

打 と打 。 両者共、その時点の受け入れ枚数は同じだ。 しかし、その後の変化、つまりは「より高打点となる受け入れ」を考慮した場合、軍配は定石とは異なる打 に上げられる。 無論、その後の変化ばかりではなく、 クイタンで仕掛けられる 赤牌有りならば、…

例題1

ドラ 上記手牌は、筒子の形がまさにその形にあたり、定石通りならば打 となる。 確かにこれで受け入れは一番広くなるのだが、その後の変化にも注目すると、別の選択肢があるのだ。 それは定石に逆らった、打 である。 打 の5種18枚で聴牌が可能だ。 これ…

良く見る形 其の1

こんな『形』をご存知であろうか? の受け入れの他、 を持っていることで の受け入れがある、という『形』だ。 最近は各所で取り上げられているので、もはや定石といっても良い。 安易に打 としてはいけない『形』、と誰しもが考えるだろう。 その考えは正し…

「良く見る形」の罠

麻雀において、『形』について知ることはとても重要である。 頻出する『形』に対して、 どれを切れば受け入れが広いのか ということを予め頭に入れておくことが、打牌の速度・正確性を高めるのだ。 しかし、1つ『形』に対して1つの最良の打ち方がある、と…

総括

東場など、『速さ』が絶対必要という場面でなければ『打点』の打 が正着。 オーラストップ目など、『速さ』に全てをかける場合には打 が有力。 という結果となった。 単純に『受け入れの広さ』を求めた打 or は、確かに聴牌速度の面では最優秀である。 しか…

例題1

ドラ 受け入れの広さ まず上記手牌、『受け入れの広さ』を主眼において考えてみよう。 この場合、一番受け入れが広いのは打 or となる。 の10種33枚で聴牌が可能だ。 しかし、この内好形聴牌となるのは の8種26枚である。 そう、 の2種7枚で単騎待…

受け入れの広さという罠

手牌において、『受け入れの広さ』は重要な要素である。 しかし『受け入れの広さ』が最重要か、と問われれば答えは"否"である。 たとえ受け入れが広くとも、最終形が愚形になってしまっては和了の『速さ』で劣る。 また、『打点』を無視して受け入れのみを追…

Aリーグ

さて、今週10日からAリーグが始まる。 Bリーグにも増して、さらなる激戦となるだろう。 その時まで牙を休めるも良し、さらに磨きをかけるも良し。 肝心な事は己を見失わない心、だ。

Bリーグを振り返って

流石に強豪が多いため、中々勝ちきれない展開が続いた。 その中でもしぶとく打ち抜いての順位率2.2は立派なものであろう。 当然と言えば当然だが、やはりこのレベルになるとワンチャンスを物に出来るか否か、それが勝負の境目となる。 無駄な放銃を避け、…

激闘の終了

NMF杯のBリーグが先日を持って終了した。 私の戦績はというと…。 1位(+7) 3位(-3) 2位(-1) 2位(+3) 3位(+1) の1.5ポイントでAリーグ入りを果した。 よくやった俺! おめでとう自分!

取ってつけたようなフォロー(笑)

「雀荘.net」は低額でも楽しめる、画期的なネット麻雀です。 その楽しさは「男は黙って裏3」を見れば一目瞭然。 そこの躊躇っている貴方! 是非ともこれを機会に参戦してみましょう!

準備

元々私は、打ち手・ルールによって打ち筋を変えている。『相対的戦略』という奴だ。 『東南戦』から『東風戦』という大きなルール変更。 これに対応した『相対的戦略』をまず構築すること。これが急務である。 しかしNMF杯もBリーグ突破が見えてきたので、…

東の風は甘くは無い

「男は黙って裏3」を見る限り、今の「雀荘.net」は人外魔境、魔物の巣窟になっているようだ。氏の悲鳴混じりのブログからもそれが見て取れる。 それでも、何だかんだ言って勝ち越している人形氏も大したものだが。きっと彼も羊の皮を被った狼なのであろう(…

準備不足

さあ、今すぐ「雀荘.net」に乗り込むか! いや、まて自分。肝心な事を忘れちゃいないかい? そう、「雀荘.net」は『東風戦』なのである。 今まで私は『東南戦』一本で凌いできたので、『東風戦』の経験は無いに等しい。 東風荘で2週間、ロン2で1ヶ月程度…

新天地

最近噂の「雀荘.net」。 詳しくは人形氏のブログ「男は黙って裏3」をご覧頂きたい。 要するにネット式フリー雀荘である。 煙草が苦手 仕事&家庭持ちだがフリー大好き という私にとっては、まさに夢の新天地と言えよう。 場代が安いのも特筆ものだ。

助言

私自身は、毎局々々を真剣全力で打っているつもりだ。 しかし、明らかな緩手、切り間違え、仕掛け間違いがあるのも事実。 それらは観戦者の目にどのように映っているのであろうか・・・。 もしこのブログをご覧になり、かつ私の闘牌を観戦したという方。もし居…