牌効率論
『牌効率』とは、下記のようにイーシャンテンや聴牌時の打牌を論ずる際に用いられる事が多い。
しかし、だ。
そもそも、イーシャンテンや聴牌で『牌効率』を論ずるに足る、この様な充実した手牌にすること。
それ自体が困難であり、こういう手牌を作り上げた時点ですでに先手は取っているのだ。
無論、ここでの『牌効率』も重要である。それは言うまでも無い。
しかし、真に重要なのは、3・4シャンテンからこのような手牌を作り上げることである。
そして、そのプロセスにこそ『牌効率』は適用されるべきなのだ。
本項では、幾つかの例題を用いて、このような『牌効率』を論ずるものである。
そのため、『牌効率』の定義がかなり広義に渡っており、『手順』とも言うべきものになっている箇所もある。
この点を予めご了承頂きたい。