例題1

 六萬六萬一筒三筒四筒五筒六筒一索二索三索四索五索五索 五筒

 ドラ 中



上記手牌は、筒子の形がまさにその形にあたり、定石通りならば打 五索 となる。


確かにこれで受け入れは一番広くなるのだが、その後の変化にも注目すると、別の選択肢があるのだ。
それは定石に逆らった、打 一筒 である。

五索

二筒 四筒 七筒 三索 六索5種18枚聴牌が可能だ。
これで平和が確定する。


さてここで「聴牌以外の有効牌」という観点から、その後の変化に注目してみよう。

四索 引き

 六萬六萬一筒三筒四筒五筒五筒六筒一索二索三索四索五索 四索


これで 一索 と振り替えればタンヤオが見込める。
しかし 二筒 を引けば、結局はタンヤオが消えてしまう。

一筒

六萬 四筒 七筒 三索 五索 六索6種18枚聴牌が可能だ。
これで平和、またはタンヤオが確定する。


ここでも、その後の変化に注目してみる。

四索 引き

 六萬六萬三筒四筒五筒五筒六筒一索二索三索四索五索五索 四索


これで 一索 を払って、タンピン一盃口含みのイーシャンテンとなる。

五萬 or 七萬 引き

 六萬六萬三筒四筒五筒五筒六筒一索二索三索四索五索五索 五萬


これも 一索 を払えば、タンピンのイーシャンテンとなる。