欠点 其の1
『棒テン即リー』戦略の欠点の1つは、
最終形が愚形になりやすい
という点だ。
- よく立直負けする
- よく流局してしまう
と考えている打ち手の、その多くがこの問題を抱えていると思われる。
聴牌が早くとも、最終形が愚形では和了は遠い
まずはこれを意識した上で、下記打開策をご一読頂きたい。
好形になるまで待つ
ドラ
筆者がロン2で対戦中、他家がツモった和了形が上記手牌である。
リーチツモタンヤオドラ1のマンガン・・・。
・・・。
・・・・・・。
リーチ?
そう。
恐ろしいことに、他家はこの手牌で立直をかけていたのである。
例え萬子が激安だろうとも、 がスジにかかっていようとも、上記手牌での立直は断じて無い。
萬子・筒子のくっつきでいくらでも好形に変わるし、三色がつけばハネマンも狙える手牌だ。
上記例はちと極端であるが、『棒テン即リー』派は、文字通り聴牌したら即座に立直してしまう傾向にある。
しかし、麻雀はなにも立直することが目的では無い。和了することが目的なのだ。
そして、愚形で立直するよりも、好形に変化してから立直する方が和了し易いものである。
聴牌後、好形への変化が望めはしないか?
常にこの観点で手牌を見直してほしい。
何事にも 少々待つだけの心の余裕が必要 ということだ。