2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

配牌からのベタオリ

放銃を避けるための『ベタオリ』。その手順については前述した。 しかし、『ベタオリ』の知識だけで放銃は避けられない。『ベタオリ』するには、それに適した牌が手牌に無ければならないからだ。 最も徹底した究極の『ベタオリ』。それは配牌から『ベタオリ…

理想的雀士と雀風

このように、『スタイル』とは状況に応じて取捨選択すべきものあり、この判断が優れている者ほど強い雀士である。これが筆者の持論だ。 さらに言えば、どのような状況下でも、常に揺らぐことなく適正な判断を下せる。これこそが理想的雀士の姿ではないか、と…

状況判断

理想の『スタイル』の条件の1つ、『状況判断能力』。これがあって、初めて状況に応じた『スタイル』を選択・適用することができる。 そして、判断材料となる状況は大別して2つ。それは『場と手牌』と『ルール』である。 場と手牌 これは、当戦略では『局の…

理想のスタイル

上に挙げた『スタイル』は、どれも一長一短であることはお分かり頂けるかと思う。 ではこの中で理想の『スタイル』とは何か? それは、その瞬間その状況下で最も理に適った『スタイル』である。 別に言葉遊びをしている訳では無い。 先にも述べたが、全ての…

スタイルの分別

麻雀の『スタイル』は千差万別十人十色、打つ人それぞれで異なるものだが、大まかなカテゴリー分けはすることができる。 大別すると『攻撃系』と『守備系』。そして、この2つは概ね下記に分類することができる。 攻撃系 ■ bold;">面前主体 打撃○ / 速度△ ( …

理想的雀士

今回は細かな実践的内容から離れ、少し全体的なところにスポットを当てる。 それは「理想とする雀士」についてである。 まずは麻雀を打つ上での打ち筋、即ち『スタイル』についてを語る。

工夫の手順

では、ここから具体例を用いた工夫の手順を論じる。 ドラ 上記配牌は東一局南家のもの。 『ホンイツ』に向かう方が高くて速そうな手牌だが、4面子1頭にはまだ足りない。 この手牌から、どの牌をどの順番で払っていくのか。これを順を追って検討していく。 …

常に工夫を、かつ速度を落とさずに

こちらの捨て牌から何某かのアクションを取ってくる。『捨て牌の工夫』はそういう打ち手に対する戦術である。 当然、捨て牌を見ない相手に対してはまったくの徒労に終わる場合もある。 しかし、どんな相手であっても二副露して「いかにもホンイツでござい」…

捨て牌の工夫

まず最初に、『ホンイツ』最大の短所についてを再確認しておく。 それは色染め故に、「奴はホンイツをしている」と他家に看破され易い事である。 そうなると、他家はその色や字牌を絞ったり、和了牌を止めるといった行動を取る。 その結果、鳴き仕掛け最大に…

混一色(ホンイツ) 其の3

『ホンイツ』を成就させるためには『仕掛けのタイミング』と『捨て牌の工夫』、この2つの戦術が必要であり、前項では『仕掛けのタイミング』についてを論じた。 本項では残りの片翼、『捨て牌の工夫』についてを論じる。

仕掛けのタイミング

[意訳] 激しい流れの水が石を動かすのは、堰溜めたその猛烈な勢いによる 『ホンイツ』が鳴きを前提にした役である以上、鳴き始めのタイミングに気を配るのは当然と言える。 重要なのは、鳴き始めたらそのまま一気に和了まで突っ走れる態勢。これを整えること…

混一色(ホンイツ) 其の2

『ホンイツ』を狙うためには、『他家の方向性』と『ホンイツを狙うに足る手牌』の2条件がある、とは前述した。 そして、2つの条件を満たした後、その『ホンイツ』を成就させるためには2つの戦術が必要となる。 それは『仕掛けのタイミング』と『捨て牌の…

今後の展望

私がロン2をやっているのは、元々自身の麻雀技術を高めるためである。極論すればレーティングを高くするためにやっている訳ではない。レーティングはあくまでも結果である。 しかし、今の雀風の変化は今後の私の麻雀に必要なものだと思う。これを突き詰め、…

雀風の変化

とは言ったものの、意識してトップを狙う麻雀が必要か、と問われればそうではない。トップが獲れる位置にいればそれに狙いを絞るが、二着でも現状キープに必要と捉えている。 当然、放銃を極力減らして回ってくるチャンスを逃さない、無理な勝負は避ける。こ…

一着しかレーティングが上がらない世界

R2200まで達した我がレーティングだが、ここまでくると一着でしかレーティングが上がらないのである。酷い事に、浮きの二着でも下がってしまう事さえあるのだ。。 一着と三着がほぼ等価。30000点程度の浮き二着でも±0。順位率2.0でもレーティングが…

最近の雀風

以前に書いたかもしれないが、私の雀風は基本的にフリー麻雀で勝ち組を目指すもの。つまりは何としても浮きに回るのが目的であり、時には二着で妥協することも戦略の内となっている。 それが大会麻雀においてはあまり意味の為さないことは百も承知。大会はト…

ホンイツを狙うにあたって

前述した通り『ホンイツ』は相手に読まれやすい。従って、ただ闇雲に狙うと逆に手痛い反撃を受けてしまう。 『ホンイツ』を狙うには、2つの条件が揃っていなければならない。 それは『他家の方向性』と『ホンイツを狙うに足る手牌』である。 他家の方向性 …

ホンイツの特徴

『ホンイツ』の長所の1つに、『打点』と『速さ』を兼ね備えている点が挙げられる。 いわゆる染め手である『ホンイツ』は、役牌・ドラ・一通・対々・チャンタと絡めればマンガン級の和了が見込める。 また、鳴き仕掛けの特徴でもある『速さ』を活かすことで…

混一色(ホンイツ) 其の1

面前が『メンホン』、鳴き仕掛けが『ホンイツ』と称される。ここでは主に、使用頻度の高い『ホンイツ』を取り扱う。

速攻堅守の極み

『相対的牌効率論』と『鉄壁の守備力』は、私の雀風『速攻堅守』をより強固にするものである。 速く和了し、守るべき局面では確実に守る。 これを高め、他家を一歩先んじる速さをもって高打点で和了し、守りの局面を限界で見切る。 より進化した『速攻堅守』…

鉄壁の守備力

上記の『相対的牌効率論』と併せて極めたいのが『鉄壁の守備力』である。 今の所、ベタオリに回れば全家に対して放銃を避けることは一応できている。 問題は、ベタオリに回る状況の見極めである。 他家、特に親が立直。こちらは悪形サンシャンテン。こういう…

相対性牌効率論の構築

他家の状況を遮断した絶対的な牌効率。そして他家の捨て牌から山に残る牌を読む山読み。 これら単独の技術も未だ修得途上ではあるが、本年はこれ等を完全に修得した後、さらなる高みを目指したいと思う。 それが、この2つをミックスした『相対的牌効率論』…

2006年 かにマジンの麻雀的技術目標

さて、ここでは今年一年を通しての技術的な目標を掲げたいと思う。 最近ではある程度戦略も固まり、一定の成績を残せるようになってきた。 しかし、新規技術の修得には常に貪欲に取り組まねばならない。更なる高みに上るためには必要不可欠な事である。 無論…

フリー雀荘勝ち組

近年では毎年達成している目標ではあるが、やはり大事な目標である。特に小遣い制になった今、なんとしても達成せねばならない。 ただ勝ち越すだけでなく、どれだけ収入を増やせるかも大事な項目となる。 もう少し足を運ぶ回数を増やすかな。。

各大会への参加

昨年は最強決定戦、王位戦の2大会に参加した。今年はこれに加えて様々な大会に参加したいと思う。 近々では發王戦、アマ最高位戦であろうか。 ただ、この手の大会は参加費が少々お高い。足代もある。独身時代ではなんて事は無い額だが、結婚して小遣い制に…

ロン2レーティング2400を目指す

新年早々不調の波に襲われ、R2200からR2170まで下げてしまってはいるが。。 これは運不運では無く、放銃率の急上昇が原因であることは明らかである。即時修正できるだろう。 ということで、本年はまずロン2トップレーティングを目指す。そしてその先として…

「麻雀やおよろず」ブログの更新

ブログを立ち上げて分かったのだが、このブログは私自身の麻雀技術向上に大きく貢献してくれている。 麻雀はただ漫然と打つだけでは上達しない。具体的な目的・目標を持って打つからこそ上達する。 これが私の理念である。この目的・目標が、ブログを書くこ…

2006年 かにマジンの麻雀的活動目標

本ブログをお読みの皆様、遅まきながらあけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。 さて、新年一発目の更新は、今年一年の活動目標などを書き綴ってみよう。