システム紹介2

以下は、筆者の局序盤の『捨て牌考察』に関するシステムである。
ここまでくると複雑な判断が多く、システム化は容易ではない。
システム化というより、ここに注目して打牌する、というレベルの話とお考え頂きたい。

捨て牌考察

自身の手牌構想を練りつつ、常に他家の捨て牌に注目。
捨て牌3枚目まで、とりわけ第一打に注視し、さらに6枚目までで各種判断を下す(「捨て牌から探る他家の狙い」参照)。

  • 他家の手牌方針を推理
    • 順子系ならば、速さと高さをさらに推理。
    • 染め手系ならば、役牌の絞りを検討。さらに同色の色染め、面子候補は危険。
    • 対子系ならば、役牌の絞りを検討。筋・端牌にも注意を払う。
    • 国士ならば、老頭牌の一枚は既に無いと考える。
  • 他家の進行状況を推理
    • 早い順目で役牌を切っていれば、手牌は整っており速い。
    • 塔子・対子の払いがあれば、その分手牌は充実しており速い。
    • 中張牌が多く捨ててあれば、チャンタ系なら遅く、順子系なら速い。
  • 支配色調査
    • 特定の色が多く捨てられていないか。
    • 逆に場に高い色は無いか。
    • 手牌の受け入れは支配色とマッチしているか。



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