局は続くよどこまでも…
さて、毎度の事ながら半熟荘の話ですが。
この半熟荘、東四局を終えた時点で30000点以上ないと南入になります。
そこからはゴールデンゴール方式(?)
先に30000点以上となった人がトップで終了となる訳です。
しかし、一発裏有りの上、赤牌が4枚も入っている麻雀です。
そうそう頻繁にあるケースではありません。
が、しかし!
昨日の闘牌では3人が28000点前後のギリギリの点数で南入。
その後…
ロン! 役1ドラ1!
ツモ! ツモだけ!
ロン! クイタンドラ1!
ツモ! リーツモタンヤオドラ1!(ラス目がッ!)
ロン! メンピン…裏無し!
…
……
すり減らす精神力に反比例して、裏ドラは乗らないし、赤牌入りの手は尽く成就しません。
29600点とか29900点とか、ボーダースレスレを掠めつつ、なんと西3局まで突入してしまいました…。
ここまでくると、もう殆ど精神力勝負ですな。
終わった後には疲労感しか残りませなんだ。
南四局終了時なら、30000点なくてもトップがトップでいいんじゃないかなぁ、などと思ったり。
これが私の最長記録となった訳ですが、まさか北局突入という猛者は…居ませんよね?(笑)
麻雀ブログランキングに参加しています
最近のネット麻雀
どうも。最近半熟荘にはまりっぱなしのかにマジンです(笑)
段位が上がるというのは、思いの外やる気に貢献するものですねぇ。
四段目指して奮闘中であります。
そんな中、先の東風荘のセット同様、今度は半熟荘にてセットのお誘いが。
誘い主は麻雀プロ日記でお馴染みのSHEVCHENKOさん。
そしてメンツはSHEVCHENKOさんの他、「麻雀の星」ぴゅー太郎さん、そして当ブログにもコメント頂くPONPONさん。
何れ劣らぬ強豪揃い。
実に実に楽しい闘いを満喫させてもらいました。
まあ成績は431233と、実に振るいませんでしたけど(笑)
やっぱりセット打ちは締まって楽しいです。
皆さんも知り合いの強豪に声を掛けてみるのはどうでしょう?
麻雀ブログランキングに参加しています
手役狙い
麻雀における一局とは、配牌を取るところから始まります。
そしてこの配牌を取り終わった時、かなり以前は
【配牌時には三色を見ろ】
という教えがありました。
しかしこの教えは、まだ麻雀にご祝儀や赤牌が組み込まれる前のお話。
手役の相対的な価値が落ちている現在は、
【余裕があれば三色を見よう】
程度の認識でOKです。
しかしだからといって、配牌で手役を見る必要が無い訳ではありません。
速度が重要な現代麻雀において、もっと大事な役を見る必要があるということです。
その役とは…。
可能であれば全役を見てほしいのですが、まずは上記4パターン8役が構成可能かを判断しましょう。
これら8役は、どれも麻雀において和了し易く仕上がり易い、リーズナブルな役です。
面前手であれば1+3のメンタンピン、1+4のリーチ七対子。
鳴き仕掛けであれば1+ドラ、2のホンイツ役々。
これだけ狙っていけば、大抵の場合は事足りるでしょう。
実際、和了役の殆どをこれらの役が占めています。
そして、1〜4のどれにも該当しない配牌ならば、相当ひどい手牌ということ。
そういう場合は役など見ず、早々にオリる準備をするのが賢明です。
[麻雀手役関連書籍]
麻雀手役大事典 [バビロン]
麻雀ブログランキングに参加しています
手牌により価値が変わる
役牌というものの価値は、手牌によって流動します。
そしてそれは、複合する役やドラの扱いによって決まってくるのです。
やや大雑把なタイプ別にまとめると、以下のようになります。
タンピン系は価値 [小]
上記のようなタンピン系の手牌では、役牌の価値は極端に低くなります。
速攻であれば、役牌持ち々々の危険性が残る役牌より、クイタンを狙った方が確実です。
それにタンピンはリーチや三色が複合するので、打点という意味でも役牌は意味を持ちません。
このような手牌の場合は、
- どうせ自分もいらないのだから、相手が重なる前に切る
で構いません。
バラバラ時の価値 [大]
やる気がまったく起きない上記手牌。
この場合、役牌の価値は大きくなります。
重ねて速攻?
そうではありません。
無論、他の手牌が伸びればそれも可能ですが、ちょっと手が遅すぎます。
ここでの役牌の価値は以下にあります。
- 絞って他家を楽にさせない
- いざという時の現物
もし他家が染め手やドラと役牌をセットで持っていた場合、役牌はその急所とあります。
早々に鳴かせて放銃でもした日には、目も当てられません。
こういう場合、絞って絞って、ノーテン覚悟で相手を楽にさせない事が肝要です。
また、他家が早い巡目でリーチに来た時、役牌は重要なオリ牌候補になります。
役牌を切って放銃すると、得点以上に「オリ打ち!」という印象が強く残ります。
しかしそれは印象の問題で、牌の組み合わせ上、役牌(字牌)で当たるという確率は数牌より低いものです。
バラバラで和了目が薄い場合は、守り優先。
それは現物を抱えるというだけではなく、他家の進行を急速に速める役牌を絞るという事も含まれるのです。
オーラストップ時の価値 [極大]
オーラストップ目ということは、速攻命。
特に接戦であれば、役牌という価値が極限まで高まります。
上記はカンチャンの隙間が多いですが、一応クイタンが狙えそうです。
とは言え、ここはクイタン一本に絞らず、役牌の両天秤で進めるべきです。
役牌が重なれば、ピンズやソーズが上下に伸びた時も、端牌待ちが可能になります。
その速攻性を容易に手放すことは避けるべきです。
その他
これ以外にも、
- ドラが固まっている時 [大]
- 染め手が狙える時 [大]
- タンピン手では無いが早そうな時 [中]
など、色々な場面が想定できます。
しかし、平和やタンヤオがはっきり見えている時以外は、役牌の価値は総じて高いものです。
鳴いて高打点の場合、大抵は役牌が絡んでいるもの。
役牌を巧く活かせば、守りにも攻めにも効果を発揮することでしょう。
役牌という特殊性を考えて打つと、麻雀がより一層楽しくなります。
いや、楽しいだけではなく、それは勝率にも大きく影響を及ぼすはずです。
さあ、第一打、役牌に手が掛かったそこのあなた。
もう一度手牌と相談してみませんか?(笑)
[書籍案内]
科学する麻雀 [とつげき東北]
〜本書の「役牌は(他家が)重ねる前に切れ」には、
「役牌が必要ない手牌なら」という意味も含まれています。
雀鬼流。―桜井章一の極意と心得 [桜井章一]
役牌の価値
「かにマジンの麻雀戦略」でも触れていますが、麻雀において字牌という存在は非常に重要、かつ面白いものです。
麻雀手役中、最小の3枚で1役付くという利便性から速攻に。
また、ホンイツやトイトイに絡めての高打点に。
その使用法は様々です。
本日は、そんな役牌の使い方をもう一度見直していきたいと思います。
かにマジンの麻雀よろず市場
中々方向性が定まらなかった新サイトですが、色々考えた結果、
- 基本ルール講座
- 役講座
などなど、麻雀初心者用の講座を設けることにしました。
やはり本やゲームを調べて紹介するだけでは、作っているこっちがつまらないものでして(笑)
最近HTMLの知識が色々増えてくる中で、新サイトの方が色々できるということが分かってきました。
自分が思ったことを実現に移せるというのは、やはり楽しいものです。
このサイト元、はてなダイアリーも日記を書くには十二分な機能が揃っているのですが、スクリプトを使えないという欠点がありまして。
ゆくゆくは、こちらの戦略コーナーも丸ごと引っ越そうかと画策しています。
まあ、暫くはこちらと平行して色々やっていこうかと思いますが。
新サイト共々、今後とも宜しくお願いします。
麻雀ブログランキングに参加しています