半熟荘は絶好調
さて、2月からTHE OPEN予選が始まった半熟荘ですが、ここでいきなり絶好調です。
なんと10戦8勝9連帯、ラス無し。
全部東風戦の戦績というのが、自分でも信じられません。
私はいつからこんなに東風戦が強くなったのでしょう?(笑)
まあこんなこと言ってると落ちる元なので、気を引き締めていきます。
勝って兜の緒を締めろ、と言いますし。
お詫び
なんだか2/3(土)、こちらにまったく繋がりませんでしたね。
なにやらサーバメンテナンス中だったようで、せっかく来てくれたのに申し訳ありませんでした。
さあ考えよう
とまあ、この続きは本誌を見て頂くとして(笑)
上記手牌をちょっと考えてみましょう。
まず、リーチが掛からない状態で が切られた場合。
これは当然ポンして打 です。
打 でない理由はお分かりですね?
それだと3900止まりですが、打 ならば でテンパネ5200、 で一通が付くのでマンガンになります。
ここら辺り、脊髄反射で打 としてしまう人は気を付けましょう。
特にカン が鳴けた直後だと、一通のことを失念しがちになります。
では、今回のようにリーチが掛かった場合はどうでしょうか?
鳴くにせよ鳴かないにせよ、現状3メンチャンのテンパイです。
バカホンだけとはいえ、余程のことが無い限り「オリ」という選択は無いでしょう。
となると、後は鳴くか鳴かないか。その選択になります。
まず鳴いた場合。
同じスジとは言え、 と ではまったく安全度が異なります。
は単騎待ちか変則2メンチャン( or )しかありません。
つまりダブロンは国士以外無い訳ですが、 の場合はカンチャン、ペンチャン待ちもあるため、最悪ダブロンの可能性があります。
打点という魅力はありますが、ここは安全性を考慮して打 でしょう。
とまあ、ここで鳴いて が通ったとします。
さて、首尾良く打点は倍になったとは言え、同じ3メンチャンのまま自分のツモ番を放棄してしまいました。
これはどうでしょう?
2軒リーチということは、いつ勝負が付いてもおかしくない状況です。
1回のツモ番放棄も、この状況では致命的な遅れになり兼ねません。
私であれば、これら諸々を考慮に入れて、 をスルーすると思います。
つまりは を鳴かずに勝負、という選択です。
もし鳴くのであれば 待ちが薄い場合。
変則3メンチャンに受け変え、さらに打点4倍を狙う打 で勝負するでしょう。
打点アップと1回のツモの価値(ツモの可能性と危険牌をツモる危険性)の比較という、ちょっと面白いこの手牌。
あなたならどうしますか?
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本日の何切る?
- 東風戦フリールール
- 東2局1本場 南家
- 付帯条件:傀と50ビン(笑)
マッチョ達磨と称される丈二の手牌です。
前号で
- 傀のビンタアップを嬉々として受ける
という、これはもう「お前はもう死んでいる」クラスの死刑宣告を受けた丈二ですが、バカホンながらも3メンチャン。
ビンタ相手である傀の親落としを狙います。
そこに佑太と傀が相次いでリーチ。
傀のリーチ宣言牌 、そして両者の河に置かれている を見た丈二の選択とその運命は・・・。
現在の考え
今でも、上記の基本的な考えは変わっていません。
しかし、新たに変わった考えもあります。
まずは守りの重要性です。
局数が少ないということは、得点を取り戻すチャンスが少ないということです。
1つの振込みが、そのままラスに直結する可能性はかなり高くなります。
他の打ち手にベタ押し派が多いため、自然と攻め重視と捉えていたのですが、極力振込みを避けることが何より重要と考えを改めました。
もう1つはチャンス手で強く押す精神です。
数少ないチャンス手をモノにすることの重要性は、局数が少ないだけに東南戦よりも高くなります。
何せ、チャンス手がそのまま決定打になるのですから。
つまりは、東南戦よりも、より攻守のバランスが大切だと、今更ながらに気づきました。
そうなると、意外と自分に向いているのでは、とも。
今後の麻雀界において、東南戦と東風戦、どちらが主流になるか分かりません。
大会などでは恐らく東南戦が今後も主流となるでしょうが、ネットやリアルではどうでしょう?
大昔は全荘「東南西北戦」だったのが、あまりに長すぎるため半荘「東南戦」になったという歴史もあります。
時間を惜しむ現代社会において、東風戦が主流になる可能性もかなり高いと思います。
今後どちらに転んでも良いように、今からちょっと東風戦に慣れておこうと思っている今日この頃です。
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東風戦の印象
私が当初持っていた東風戦のイメージは以下のようなものでした。
- スピード勝負
- 運が左右する要素が高い
1の理由としては、最短4局勝負なので、軽い手でも逃げ切れる可能性が高いこと。
2の理由としては、局数が少ないため、ラッキーな和了がそのまま決め手になりやすいこと。
東南戦であれば、最短でも8局勝負です。
大物手が出る確率も高まるので、軽い手ばかりで逃げ切れる可能性も低く、また多少の被害も取り戻す機会があります。
また、実際に東風戦を打ってみると、打ち手が総掛かりで前に出てきます。
まさに防御を捨てた乱打戦といった印象でした。
私自身の打ち筋としては、守りに重点を置きつつ一撃必殺を狙うスタイルです。
従って、東風戦のスピード&攻撃重視より、局数が長い東南戦に向いていると考えていました。