『打姫 オバカミーコ』からの一言

「全ての何切るに正解はある!」


          by 波溜師匠


仕事の忙しさに、麻雀プロとしての本分を見失いつつあるミーコ。
そのミーコに対し、波溜師匠が(おそらく)自作の「何切る本」を授けながら言った一言。


そもそも麻雀プロとしての本分など、最初からミーコは持ってないのでは?
と思ったものだが、そこは波溜師匠の一番弟子。


授けられた「何切る本」を来る日も来る日も読み続けるミーコは、プロとしての本分を取り戻す。
そして、麻雀プロの打ち筋を見てもらう、ただそれだけのために、遥々金沢まで旅打ちに出かけたのでした。


その時の手牌が下記。


 三萬四萬五萬六萬三筒三筒四筒二索三索四索五索六索七索八索


345の三色と一通が見える好手です。


以前までのミーコならば、何となく 三筒 を切っていた所。
しかしこれでは一通が消えると悟ったミーコは、打 四筒 としたのでした。


ハイ、三色が消えてしまいましたね(笑)。


作中では、打 六萬 というのが正着とのこと。
三色と一通を同時に見るという点で、私もそれに賛同です。