配牌判断

まず、下記配牌を貰った時、パッと見て早く和了できそうであろうか?


 一萬二萬五萬八萬九萬二筒四筒三索六索八索東白中


和了はおろか聴牌も絶望的。端牌とペンチャンを整理する間にその局は終わってしまう配牌だ。


もし仮に、上記の手牌をどうにかして和了に近づけたとしよう。


 一萬二萬四萬五萬八萬九萬二筒三筒四筒二索三索六索八索



目一杯手を膨らませても、精々がこの程度。中張牌だらけの3シャンテン。ここで他家からの攻勢があれば、『ベタオリ』せよ、というのは無理な相談。攻め返すなどもっての他だ。


和了に向かう姿勢は大事であるが、それも手牌によりけり。この配牌は和了が遅く、しかも安い。労多くして見返り少なし、だ。
このよう配牌は、最初から『ベタオリ』を視野に入れて進めた方が良い。