経験

順位率2.04。
次に2着を取れば四段
次が最後の闘牌、という所で、昨日は打ち止めにしました。


勢いでやってしまっても良かったのですが、止めたのにはある理由がありました。
それは

  • 後一戦

という緊張感。これを経験しておきたかったからです。


昨年の最強位戦。
準決勝まで勝ち残った時の心境は、まさに「緊張」でした。


予選4回、本戦4回。
それを勝ち残る苦労を思うと、否が応でも緊張したのを今でも憶えています。


当初はその緊張を制御する術を知りませんでした。
そんな経験が無いのだからこれは当然の事。


そして、四段までの最後の一戦。
ここを逃すと、しばらくは昇段できないかもしれない。
結果次第では、今までの56戦が無に帰すかもしれないのです。


この緊張感は中々体験できない貴重なもの。
それに我が身を一日晒し、今後の糧にしようと考えたのです。


普段の打ち方を貫けばいいのか?
今一時の条件、2着を目指す打ち方がいいのか?


今日の一戦を前に心は定まっていましたが、ここでは多くは語りません。


これは決して答えが出ないもの。
考えは十人十色、その人自身が出すものと思うからです。


四段昇段という結果が正解を示す訳ではありません。
しかし、今後の麻雀人生に活きるいい経験が出来た。それだけは確かなことだと思っています。