赤牌の存在

  • 37が絡むリャンメンは、456が絡むリャンメンよりも良い待ちになる

これは非常に重要なことです。
端牌は純粋に要らない牌になり易く、またワンチャンスになり易いという特性があります。
そんな端牌が待ちになるリャンメンは、出和了が望める待ちと言えます。


これこそ、37牌が尖張牌と言われる所以です。


と、一昔前まではこれで万事OKでした。
しかし、現代麻雀にて尖張牌の存在を脅かすモノが出現しました。


それはズバリ『赤牌』です。
そして、世の麻雀の赤牌は、その大半が5なのです。


赤牌引きを考えた場合、456はその受け入れとして機能します。
しかし尖張牌である37牌では、中張牌のカンチャン待ちという超愚形を作るのが精々です。


即ち、赤牌がある麻雀では、456の重要性は急激に高まります。
尖張牌の方が重要という考えは、赤牌が出来る以前の考え方なのです。


波溜師匠の言い方を借りれば「オールドファッションセオリー」となります。