技術の意味とは

では技術を磨く意味とは何か?
それは、その時授かった幸運を逃さないためであり、また不幸を耐え忍ぶためです。


「幸運」により、大方は和了できる好配牌を貰ったならば、確実にその「大方」に入らねばなりません。
手順をミスらず、「和了」という結果に結びつける必要があります。


そのために牌効率を学び、鳴くか鳴かないか、オリるか押すかの判断基準を日々磨いておくのです。


そして悪配牌であったり、まったくツモが噛み合わなかった時。
不運」の一言で片付けるのは容易いことです。
しかし、技術の必要性を知っている人は、オリ際を早めに見切り、現物を確保するでしょう。


何時如何なる時に攻められても、万全の受けの体勢を構築すること。
これも技術です。


そして、麻雀とは一局勝負のゲームではありません。半荘という1サイクルで勝敗を競うものです。
その半荘を何回も積み重ねていく内に、「幸運・不運」なるものは必ず平均化されていきます


その結果、一番幸運を開花させ、不運を跳ね除け続けた人が、最終的な勝者となるでしょう。
これを為すのが「技術」だと、私は考えています。




」を荒れ狂う海に例えるならば、「技術」は自分自身という船の舵にあたります。
時に波に飲まれることがあっても、大事なのは自分の意思で舵を取り続けることです。


……というのが私の考えです。
ちょっと気取った書き方になってしまいましたが(笑)


要は「技術は大事だぞ、しっかり学ぼう!」という事です。
最初からこう言えば早かったかもしれません(笑)