競技としての麻雀
麻雀が最終的な順位を競うゲームである以上、そこには勝ち負けが発生します。
勝つことによる達成感。
負けることによる敗北感。
それらから湧き上がる向上心。
これらは勝敗が伴うゲームには必然的に存在するものであり、それが健全な姿でもあります。
麻雀の対極な「健全的」ゲームとして引き合いに出される囲碁・将棋も、勝負という枠で考えれば同じ事です。
競技の場とは、常に各々の技量と誇りを賭ける場。
ネット麻雀を介し、若手雀士の間ではまさにこの「競技としての麻雀」の土壌が確立されつつある。
私はそう考えています。
次項ではこれについての考察と、ネット麻雀の未来図についてを書いていこうと思います。