手塚プロ式解答 検証編

さて、手塚プロは打 八萬 としました。


この打牌の長所は以下になります。

  • マンズ・ソーズで好形テンパイが見込める

確かにマンズ・ソーズともに好形です。
特にソーズにくっ付けば、和了の期待値はかなり高いでしょう。
ピンズにも、まだまだ伸びる余地がありそうです。


但し、以下の短所を考慮せねばなりません。

既に7巡目であること

私の考えでは、7巡目というのは既に中盤です。
他家がいつテンパイを入れてもおかしくない。そういう巡目です。


さらにこの手牌、 二萬四萬五萬 の3種10牌で好形テンパイ振り替わりが見込めます。


親で好形に振り替わるテンパイを崩すというのは、ちと緩手に思えます。


なんといっても、テンパイとイーシャンテンでは格段の差があるのですから。

三色確定せず

この手牌で三色を見るのであれば、456以外はありません。


345は 三筒 引きが絶対条件であり、それを引いてから345か456の選択になってしまいます。


この手牌で好形三色が確定するのは、 四萬 引きの一点のみ。
そしてこれは 三索 切りでテンパイを維持しても全然OKな訳です。

ドラ切り

確率は少ないとはいえ、ドラをポンされることも考慮に入れなければなりません。


ドラポンされた場合、緊急回避のクイタンか、あくまでもメンタンピンに拘るか、の選択になってしまいます。