[意訳]
勝利を確かなものにするためには、
敵の実状を知り、かつ自分の実状を知ることが重要である
孫子の兵法中、最も有名な一文です。
さらに孫子は、「彼を知りて己を知らねば一勝一敗」「彼を知らず己も知らねば必ず負ける」と説きます。
では麻雀における「実情」とはなんでしょう?
孫子打ちではそれを「場局」と捉えます。
今何場の何局か?
彼我の得点状況は?
親番、子番は?
これらを開局時に整理し、その局の方針を立てることが勝つための第一歩なのです。
この場局から決まる方針を、孫子打ちでは「場局方針」と定義します。
これは大きく、東場・南場・親番の3つに状況分けして考えます。