東4局4本場

多井プロ 49400
雀士A 11400
雀士B 9400
かにマジン 49800

裏目続き

相変わらず手牌に恵まれている。
僅か2巡目でドラ2と 白 の対子でイーシャンテン。手堅くこれを仕掛けて和了する心積もり。
また、運良く面前で仕上がれば、対面か上家を飛ばして一気にけりを付けられるかもしれない。


 二萬二萬二萬三索五索六索七索七索八索八筒八筒白白

 ドラ 七索



ここで 三索 を取っておいたのは言わずもがな。 四索 の受け入れを残すためである。
これは最近の牌効率の基本形とも言えるだろう。


しかし


四索 が埋まればドラが出て行くな)


と思った矢先にツモ 五索
七対子も考慮に入れ、 三索 とした。


3巡後、裏目四索 をツモ。テンパイを逃す。


ここで私は七対子を見切って打 五索 。フリテン含みのサンメンチャンにして受け入れを広げる。
さらに2巡後、またまた裏目のツモ 五索
裏目の連続でテンパイを逃し続ける。


12巡目にツモ 八筒 ときて何とかテンパイは果たすものの、本来ならば親マンをツモ和了している牌だ。


 二萬二萬二萬四索五索六索七索七索八索八筒八筒白白 八筒


場に 九索 は2枚、手牌・河・ドラ表示牌も合わせて 六索 が3枚見えている。ドラ跨ぎのリャンメンで受けるか、それともドラと役牌のシャボに受けるか。


白 が初牌であり、これは止められるだろうと判断していた私は、素直にリャンメン待ちでリーチに打って出た。

東4局4本場 結果

リーチ後 白 をツモ。


同巡、多井プロの手の内から 白 が出てきた所を見るに、手堅く止めていたのだろう。
やはり初牌への警戒度はかなり高い。
多井プロのディフェンス能力の高さがここでも垣間見える。


これで3回和了を逃したことになるが、2回目までの過程は結果論。
受け入れを広げた結果、たまたま裏目が続いたに過ぎない。


しかし最後のリーチ選択はどうか?
リャンメンを拒否し、役牌を期待してのシャボ待ちリーチはどうだっただろうか?

  • 字牌の警戒が薄い面子
  • シャボの片割れが出やすい牌

通常、私は上記条件がある程度揃えば役牌のシャンポンリーチをかける。


今回は何れにも該当しないが、ドラ跨ぎのリャンメンで既に5枚の所在が知れている。
2枚残りの 九索 に期待したのだが、シャンポンリーチも一考の価値はあったかもしれない。


終局間際、対面がリーチリンシャンツモ。
結果的に、突き放すチャンスと親番を、自ら放棄してしまった局であった。


再逆転を許した(というより勝手に落ちたのだが)ものの、依然としてその差は僅かである。
南一局は多井プロの親番。
ここは何としても流さねばならない・・・。

多井プロ 47700
雀士A 18800
雀士B 7700
かにマジン 45800



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