さて、ご質問頂いたコメントを要約すると、
「光る捨て牌」
になると思います。
光る捨て牌 其の1
まず、ドラやダブル風牌などがこれに当たります。
これらの牌は、基本的に誰しもが欲しい牌、使いたい牌です。
つまり、これらが捨てられた後の牌は、どんな形であれ、手牌の中で必要だった可能性が高いと言えます。
さらに言えば、これらの牌を切るだけの価値ある手牌、即ちシャンテン数も高いと思った方が無難でしょう。
普段捨て牌を見ないという人も、これだけは見ておくことをお勧めします。
光る捨て牌 其の2
もう1つ。
中盤過ぎで、他家からの攻勢が特にない場面です。
ここである家が、ポンと四枚目の字牌など、完全安全牌を切ってきたとしましょう。
ここで何かを察知しなければなりません。
まず、完全安全牌の役割とは何でしょう?
それは他家からの攻勢を、一巡凌ぐためのものです。
それを捨てた。
しかも何時攻勢があっても不思議でない中盤過ぎに、です。
何故か?
それはテンパイ、または完全安全牌を捨ててでも受け入れを広げたい形、というケースが多いのです。
概ねイーシャンテン以上と思って良いでしょう。
鳴き仕掛けならばテンパイ、面前ならダマテンを警戒する場面といえます。