必須項目
- 場局の判断
- 牌効率
- ベタオリ知識
- 攻守の判断
場局の判断
これは要約すれば、以下のようになる。
- その局で求められる一番重要なことは何か?
これを判断することだ。
それは時に打点であったり、和了の速さであったり、状況によって様々だ。
つまりは『大局観』や『ゲーム回し』の事である。
例えばオーラストップ目は素早く流すための速さが求められるし、ラス目ならば高打点が求められる。
東場ではなるべく大きな打点が求められるし、荘家ならば連荘が主目的だ。
詳しくは「1局中の仮方針を決める」「思考のシステム化」を参照して頂きたい。
牌効率
如何に最速で聴牌・和了に導くことができるか。『牌効率』とはそのための必須技術である。
自身の手牌を、ロス無く和了一直線に仕上げる。これが出来て初めて他家と対等に打ち合えるのだ。
本戦略では独立した項目として設けていないので、可能であれば「長村大-真・デジタル-」で学習して頂きたい。
これは牌効率を学ぶ上で、筆者が知りうる中でも最適の書である。
瑣末ではあるが、「資料-手牌構成ワンポイント-」にて多少の記述がある。ご参照あれ。
ベタオリ知識
他家からの攻勢に、如何にして放銃せずに凌ぎ切るか。『ベタオリ』とはそのための必須知識である。
麻雀はいつ如何なる時も和了に向かえば良いというものではない。守りに回らねばならない場面は数多く、その場合は確実に守りきらねばならない。
『ベタオリ』の知識は、まさにそのためにあるのだ。
詳しくは「『後の後』総括」を参照して頂きたい。
攻守の判断
攻めの『牌効率』、守りの『ベタオリ』。
これら両極端の技術・知識を正しく使い分けるためには、この『攻守の判断』が不可欠である。
必要なのは単純に損得勘定である。
自身の手牌の価値を知り、他家と競ってまで和了するに足るか否か、だ。
詳しくは「『後の後』と『後の先』の判断」を参照して頂きたい。