伊藤誠 兎[-野生の闘牌-] 1−8巻
オカルト度:★★★★★ デジタル度:★☆☆☆☆
「近代麻雀」に連載中の麻雀漫画。
ゲームセンターに同名のネットワーク麻雀「兎-野生の闘牌-ONLINE」があるので、ご存知の方も多いのではないか。
ビジュアル、ストーリー、さらには執筆速度の遅さ(笑)、全てにおいて飛び抜けた作品。
<概要>
いじめられっ子の高校1年、武田俊。
高校生代打ちグループ「ZOO」を率いる風間巌。
「ZOO」の一員であり同学年でもある山口愛。
武田俊は彼ら2人との出会いを経て、「ZOO」の一員として、そして「兎」へと目覚めて行く。。
何故に「兎」かというと、主人公の武田俊は、相手の当たり牌を察知できる能力があり、これを称して「兎」という。
他の登場人物も「爆ドラ獲得能力」「荘家爆連荘能力」「全役満召喚力」など、個性豊かな能力を持っており、この能力同士の対戦が非常に熱い作品である。
武田俊の「危険牌察知能力」だが、物語中盤から他の登場人物も当たり前のように標準装備しているため、何かと影が薄い。
それを意識してか、最近別の能力に目覚めている模様。
ちなみに俺自身はチャップマンの「最終形予知能力」が一番近いか。
園長、仙道の豪運が欲しい(笑)。