ロン2オープン2周年記念プレゼント

少々前になるが、ロン2で上記のような企画が催された。


ニンテンドーDS Liteという太っ腹なものからトッププロとの対戦権まで、多数のプレゼントが用意されていた。


すでにニンテンドーDS Liteを持っているので、これは除外。競争率高いので当たる訳もないし。
必然的に、選ぶプレゼントはプロとの対戦権に絞られる。


私は暫し迷った。


女流は除外。望むはタイトル獲得者とのガチンコ勝負である。


では、今最もタイトルを獲得している土田浩翔プロか?
それとも最近何故か身近になっている、カリスマ多井プロか?


迷った。
迷ったが、どうしても1人のプロから目を離せず、そのプロとの対戦権を応募することにした。


そのプロとは「最後の裏プロ」こと荒正義プロであった。

現役最強

荒プロとの出会いは一冊の本からであった。


荒正義の麻雀 プロの条件」。
私の麻雀を根底から変えた本。今の私があるのはこの本のお陰と言っても過言ではない。


この本を読み、私は荒プロの大ファンとなった。
ロン2のイベントで握手をしてもらい、この本にサインを貰ったことは今でも忘れていない。


その荒プロだが、数年前までは「最後の裏プロ」の他に、もう1つの異名があった。


それこそが、現役最強である。


その異名で聞かなくなってからどれ位経つだろうか。
数年前までは、確かにこの異名で呼ばれていたのである。


今この異名に相応しいのは、鳳凰位を始め、複数のタイトルを手中にした土田浩翔プロだろうか。

荒正義プロ

50後半を数えるその齢のせいであろうか?
それとも今の雀風に荒プロの麻雀が合わなくなってきているのだろうか?


こう書きながらも、私はこれが一時の運のものであると思っている。
いや、願っている、といった方が正しい。


私にとり、荒正義プロとは憧れであり、最終目標である。


いつかその人に追いつきたい。越えたいと思わせる人なのだ。


いや、このような大それた願いなどどうでもいい。


一度でいい。
実際に同じ卓を囲い、同じ卓で闘いたい。


荒プロが現役のうちに、それが叶う事をこそ、私は願ってやまないのである。